リーマンショック わかりやすく簡単に
リーマン・ショックとは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)が経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的によぶ通称である。
(Wikipediaより)
つまりアメリカの銀行が倒産して訪れた世界的な不況である。
ちなみにリーマンショックは和製英語である。英語では the financial crisis でリーマンショックを意味することが多い。
【原因】
・サブプライムローン問題
当時アメリカでは低所得者向けに住宅ローンが流行っていた。サブプライムローンである。地価が上昇していたので貧乏人たちはサブプライムローンを利用し土地を買いあさって儲けようとしていた。そういったローン会社からローンを一括で買い取っていたのがリーマンブラザーズ。彼らはそのローンを証券化し、健全そうに見えるようにパッキングして世界中に売り出した。こうしてサブプライムローン債権は世界中に頒布された。その頃貧乏人らの予想とは反対に地価は下落。そうすると彼らはローンを返せなくなってしまう。そこで彼らは家を手放しローンを放棄。そうすると世界中の債権者たちは大損害を受ける。さらには社内で大量のサブプライムローンを抱えていたリーマンブラザーズも大損害を被る。そこでリーマンブラザーズはローン買取のために抱え込んだ借金の返済を待ってもらうように世界中の銀行に働きかけるが、無視。その結果まさかの経営破綻。そうするとリーマンブラザーズに金を貸していた銀行も債権者もみんな損する。そこでみんな返済のために株を売りまくった。そうして世界中が急激な株安に陥った。