理想の記憶の仕方 効率的な勉強とは 2週間のうちに3回触れる
僕が最近読んだ「アウトプット大全」のなかにこんな記述がありました。
「2週間のうちに3回触れればそのデータは長期記憶に移行する」
普通記憶というのは最初に触れた時は短期記憶を司る海馬にしまわれます。それが2週間のうちに3回触れることによって、脳が重要なデータだと判断し長期記憶を司る側頭葉にしまわれます。
これを読んだ後に簿記の勉強をしていて突然閃きました。これに沿ったスケジュールを建てればいいんだと。
今まではただ残りのコマ数を何日で消化するためには1日何コマで、全コマ消化したら基本例題を解き直して、、、みたいな。
でもこの授業の受け方と基本例題の解き直しとかを意識的にずらして配置すればいいのだ。
あるデータとの接触を例に考える。
1回目:授業を受ける時に触れる
2回目:基本例題の時直し時に復習
3回目:問題演習で触れる
これらの接触を2週間以内に収まるように意図的にずらす。
触れられない時は別に問題を解かなくてもちらりと頭に通すだけで良い。
これを受けて私は本を読む時に習慣も変えた。
まず本を読む
読書メーターに記録
アウトプット(メモしたりブログに書いたり)
これらの作業を今までは忘れてしまわないうちにまとめてやってしまっていた。しかしむしろ一度忘れてしまうことが重要だったのだ。意図的に期間をあけてからサイド触れる。これこそが遠回りのようで近道なのだ。
私自身忘れてしまうと時間もかかるしめんどくさいと思っていたし、そう思う人も多いだろう。しかしむしろそのような負荷をかけてでも期間をあけたほうが、覚えられるのだ。
2週間に3回とは言っても、エビングハウスの忘却曲線などからもわかるようにそれぞれの間の取り方に理想的なものがあるだろう。しかしそこまで複雑に縛りすぎてしまうと、習慣化するのが難しくなってしまうので今回はこれでやめにしておきたい。