WBS1月10日まとめ
・ウクライナ機墜落事件
イランとアメリカは両者ともに否定し、真っ向から対立。犠牲者はイラン人とカナダ人が多い。
・ピスタチオブームに翳り
現在タピオカの次に来ると言われ密かにブームとなりつつあるピスタチオ。これの二大生産国はイランとアメリカ(二カ国で全体の8割を占める)。イランとアメリカの国際情勢が悪化すればピスタチオの生産にも影響が出てくる。
幕張メッセでカスタムカーの祭典が開幕。自分だけのカスタムを施し個性を出せるということで人気が高まる。車離れの騒がれる中、車好きが集まるという意味で東京モーターショーよりも重要という見方もある。(来場者も1日だけで見れば東京モーターショーを上回った)
・台湾総統選
中国との軋轢。中国が台湾への観光客を抑制しているので、台湾は中国本土以外からの観光客を誘致。去年は1184万人で過去最多。米中の貿易摩擦のリスクヘッジのため、中国で生産を行っていた台湾企業の工場が帰国。これは雇用や経済効果をもたらすため台湾政府も支援。
台湾は米中摩擦の棚ぼたで景気好調。
米が対中で制裁関税を課しており、台湾が対米で輸出2割増。アジアが経済成長率を軒並み下方修正している中、台湾は上方修正。
前者は中国政府との距離感を主張。後者は親中派。昨年末世論調査で45%:29%と前者がリード。香港や台湾に影響力を強めようとする中国と距離をおく姿勢が人気の要因。
・ふるさと祭り東京
全国ご当地丼ぶり選手権
例年40万人を動員。今年は42万人の見込み。
・空前のサウナブーム
「我慢比べ」から「整う」へ。色々なサウナが増えており、仕事ができるワーキングスペース的なサウナもある。メディテーションサウナが一番注目。本場フィンランドから発想を得たアイスサウナを作ったところも。アウフグース(熱波を送って発汗を促す)というサービスも魅力。深さ1.7mで立ち泳ぎしながら浸かるものや滝行のようなエンターテイメント性を持つ水風呂も。
・ゴーン妻キャロル容疑者を国際手配
昨年の証人尋問で嘘の証言をしたとして逮捕状が出ている。
・イオンで23年ぶりの社長交代
1997年以来の社長交代。後続はイオンモール社長やイオン副社長を歴任した吉田氏
・昨年の訪日観光客数3188万人
過去7年連続で更新。航空路線増便で中国アジアからの観光客が増えたことやラグビーワールドカップの開催が起因。韓国からの観光客は落ち込んでいる。
・カジノ管理委員会初会合
2020年代半ばに開業を目指すIR施設において、運営のルールづくりやギャンブル依存症対策を講じるための機関。野党はIR委員会の汚職事件を受けて、当面の活動停止を求めている。
19年3ヶ月ぶり。スマホのカメラ用画像センサーでトップシェア。自動運転車などにも転用できるため、高い成長に期待。
・ロンドンタクシー発売へ
初の電動化モデル。1120万円。ゆったりしたデザインとバリアフリーが特徴。
・米12月の雇用統計14万5千人増
製造業の落ち込みや休暇のタイミングが伸びの鈍化に作用。失業率は3.5%で半世紀ぶりの低水準を維持。
・英下院、eu離脱法案可決。
離脱協定案を実行に移す関連案を可決。近く上院でも可決される見込みで、今月末のeu離脱が事実上確定。
・味分析マリアージュ
味の組み合わせを数値化して相性を判断できる。同じ野菜でも産地によって味が異なったり、製造業者によって食品も味が変わる。一概にこの食品はこの飲み物が合うとは言えない。
感想:中国は香港台湾に対して影響力を強めようとするが、案の定反発が強まる。手を出しても損なのになぜ手を出すんだろう。