WBS 1月30日 まとめ
・新型肺炎
国内感染者14名に。中国では感染が拡大するにつれ、デマも流布。who会長と習近平が会談。whoによる緊急事態宣言が出にくくなるのでは?各国が水際対策を強化。航空機の運休や、帰国者の隔離。日本はチャーター機で帰国させているが、他国に比べて対策が弱いように感じる。連絡先を聞いておくなどというのは意味ないように思える。
経済面の影響も大きい。ウイルスへの警戒感が消費低迷を招く
症状は風邪と変わらない。しかし体へのダメージは甚大。SARSやMERSでは消化器系の下痢などの症状があったが、今回はない。感染は濃厚接触者が多い。SARSの時7.8ヶ月収束にかかったので、それより感染者が多いことを踏まえれば、より長い期間を要すると考えられる。しかし周りへの影響を及ぼす度合いではSARSよりも低い数値が出ている。数字だけ見れば広がりづらいと言えるかもしれない。
・ウイスキー市場に異変
ウイスキーの輸出額はここ10年で10倍。
サントリーは山崎の55年ものを100本限定300万で発売。原酒不足のため数量は少ない。国産品は入手が困難になりつつある。現在ではクラフトウイスキーが増加。地元の特色を生かしたものが多い。海外からも客が集まる。
・集中できるオフィスとは
ジンズの手がける集中できるオフィス。ジンズが自社で開発した、オープンなオフィスと、集中できるオフィス「シンクラボ」を商品化してパナソニックなどに提供。来月からシェアオフィスとして展開。コワークではなくソロワーク。コミュニケーションのためではなく集中のための場所。
・ふるさと納税制度
大阪泉佐野市がふるさと納税制度から除外されたことについての裁判で敗訴。アマゾンギフト券などを返礼品に上乗せし、納税を募っていた。皆が地元にまつわるもので頑張る中、そういったズレた手段を使い、実際全国1位の納税量を得たこともあったが、それによるイメージは如何なものか。
・上皇様一時意識失う
昨日一時的に意識を失った上皇様だが、MRI検査の結果、原因となる所見は見受けられなかった。
・ゴーン氏らに逮捕状
保釈中に逃亡したゴーン氏とその協力者ら3名に逮捕状。
8万円徴収する予定だったが、野党側からも声があり、無料となった。
中国経済が減退すればアメリカ経済も影響を受ける。内需に陰りが見られる中、外需に肺炎という懸念材料。
・トヨタが2位に浮上
自動車大手の販売台数でトヨタが2位になり日産連合が3位に。1位は四年連続でフォルクスワーゲン。
・日産三社連合
五月をめどに中期経営計画を発表することを決定。三社での共同開発を車台に加え、ボディーでもすることに。